乗合自転車の雑記帳

広島関連、漫画・アニメ関連の話題が多くなると思います。主にTwitterの補完として。

2014/9-12月期終了アニメアンケート

四半期に一度の恒例行事、アニメ調査室(仮)さんで実施されているアンケートに参加します。今回はS評価をつけた作品がありませんでした。可も不可も無いシーズンだったという印象です。個別には劇場アニメ級のハイクオリティ作品も複数ありましたが、私の心には響かなかったということで…

2015冬調査(2014/10-12月期、終了アニメ、35+1作品) 第35回

01,曇天に笑う,F
02,なりヒロwww,C
03,サイコパス 2,B
04,アカメが斬る!,B
05,ぐらP&ロデ夫,x

06,愛・天地無用!,x
07,フランチェスカ,B
08,天体のメソッド,A
09,魔弾の王と戦姫,B
10,トリニティセブン,C

11,グリザイアの果実,B
12,大図書館の羊飼い,B
13,デンキ街の本屋さん,A
14,オレん家のフロ事情,B
15,毎度! 浦安鉄筋家族,x

16,ガールフレンド (仮),A
17,繰繰れ! コックリさん,A
18,オオカミ少女と黒王子,B
19,失われた未来を求めて,B
20,結城友奈は勇者である,A

21,甘城ブリリアントパーク,A
22,蟲師 続章 後半エピソード,A
23,ソードアート・オンラインII,A
24,異能バトルは日常系のなかで,A
25,白銀の意思 アルジェヴォルン,C

26,俺、ツインテールになります。,B
27,ヤマノススメ セカンドシーズン,A
28,テラフォーマーズ アネックス1号編,C
29,旦那が何を言っているかわからない件,B
30,カードファイト!! ヴァンガード レギオンメイト編,x

31,Fate/stay night Unlimited Blade Works,A
32,棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE,B
33,神撃のバハムート GENESIS,B
34,selector spread WIXOSS,B
35,Hi☆sCoool! セハガール,A

36,(特番) 憑物語,B

天体のメソッド
基本的にはノエルの天使っぷりを楽しむアニメだったが、周囲のキャラクターも魅力的で良い作品だった。

結城友奈は勇者である
最終回での風呂敷のたたみ方がやや強引だったように思える。例えば前もって伏線を用意してあった等、もう少し納得のいく収束の仕方でのハッピーエンドにはできなかったか。ただ、ハッピーエンドのように見えつつも新たな伏線を用意していたところから見ると、続編の企画が進行しているのだろう。破滅一直線なように思えて不穏ではあるが。

異能バトルは日常系のなかで
最初は「中二病でも恋がしたい!」の二番煎じかと思ったが少し違っていて、さらにTRIGGERらしい一癖ある作画・演出で楽しく見られた。ヒロインが皆良い娘ばかりで、その点でも好感が持てる。特に鳩子(声:早見沙織)は今期TVアニメナンバーワンの熱演を見せてくれた。

Hi☆sCoool! セハガール
メガドライブセガサターンドリームキャストも持っている私としてはいろいろとしてやられた。メガドライブ他のゲーム機たちに感謝を。

既に「次にくる」にノミネートされているけど…

「次にくるマンガ大賞」の投票期間が終了しました。結果が出るのはまだ先ですが…

前回前々回と「次にくるマンガ大賞」にノミネートされなかったお勧め作品を紹介しましたが、今回はノミネートされている作品から紹介します。

からかい上手の高木さん 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
 

高木さんにからかわれたいだけの人生を送りたいという人が続出。私もその一人です。

NEW GAME! (1) (まんがタイムKRコミックス)

NEW GAME! (1) (まんがタイムKRコミックス)

 

「今日も一日がんばるぞい!」の一コマが何故かインターネットミームになり、一躍ヒット作になったのは皆様もご存じの通り。しかし漫画自体も新入社員ものとして大変よくできていて、自分も仕事を頑張ろうという気持ちになれる作品です。

だがしかし 1 (少年サンデーコミックス)

だがしかし 1 (少年サンデーコミックス)

 

実在する駄菓子を取り上げているところがポイント。駄菓子が食べたくなります。

ボクガール 1 (ヤングジャンプコミックス)

ボクガール 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

TSF(性転換)ものの定番シチュエーションはキッチリ抑えつつ、ラブコメ的展開も気になる一作です。1話ラストの、女の子になった瑞樹が狼狽する姿とその時の台詞は必見です。

ラーメン大好き小泉さん 1 (バンブーコミックス)

ラーメン大好き小泉さん 1 (バンブーコミックス)

 

 各所で「ラーメンを食べる姿がエロい」と評判の一作。本当に美味しそうに食べるので、夜に読むのは禁物かもしれません。あと、いろいろあるせいか関東のラーメン店に偏っているのが気になるところ。全国ラーメンの旅に出て欲しい…

僕のヒーローアカデミア 1 (ジャンプコミックス)

僕のヒーローアカデミア 1 (ジャンプコミックス)

 

 2014年最大の掘り出し物と言える作品かもしれません。アメコミ風ヒーローを題材にした王道少年漫画です。これからのジャンプを背負って立つ資格有り。長く続いて、是非アニメ化まで辿り着いて欲しいです。

 

「思春期ビターチェンジ」については過去に紹介済みなので、こちらをご覧下さい。

思春期ビターチェンジ - 乗合自転車の雑記帳

 

個人的に選んだ「次にくるマンガ大賞」その2

 前回の記事の続きのようなものです。前回同様、選考にかすりもしなかったと思われる作品で、個人的にどうしてもお勧めしたい作品を集めました。気まぐれで追加されるかもしれません。ご了承を…(2014/11/13追記・追加しました)

大家さんは思春期!  (1) (まんがタイムコミックス)

大家さんは思春期! (1) (まんがタイムコミックス)

 

 「大家さんは思春期!」はまんがタイム他に連載中で、3巻まで出ています。本作の特徴を挙げるとすれば「女子中学生でアパートの大家さんのチエちゃんがとにかくかわいい」これに尽きます。2巻の帯に「ぐうかわ」とまで書かれたそのかわいさを皆様にも味わってもらいたいです。

ねこのこはな 1 (モーニング KC)

ねこのこはな 1 (モーニング KC)

 

 「ねこのこはな」はモーニングツー連載で、2巻まで出ています。こはなは猫耳幼女のように見えますが、猫。セーラー服を着ているように見えますが、これは体毛。ささかまが好物なんだから、猫なんです。この不思議でゆるやかな世界観は癒されます。余談ながら、猫耳幼女のような猫という設定はコミックキューン(コミックアライブ内の4コマ漫画誌)に連載されている「にゃんこデイズ」とかぶっているような(本作の方が先ですよ、念のため)…

 「くだみみの猫」はコミックアライブ連載で、2巻まで出ています。連載当時から絵柄や世界観などが某作に似ていると言われていましたが、1巻の帯でお墨付きをもらっているので問題ありませんよね。ちょっとエッチでSMっぽい雰囲気がお好きな方なら。あと、作者の中山幸さんがまんがタイムきららキャラットで連載している「ブレンド・S」もお勧めの一作です。

 「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」はガンガンJOKER連載で、12月に2巻が刊行予定です。pixivコミックで試読しか読んでいないので紹介を躊躇ったのですが、やっぱり本作ももっと評価されるべきだと思い、取り上げました。薄幸魔法少女と世話焼きな悪の心温まる?交流が楽しいです。

何だか連想ゲーム的に紹介作品が並んでしまいましたが、何かの偶然か…

(2014/11/13追加)

小杉センセイはコドモ好き 1 (バンブーコミックス)

小杉センセイはコドモ好き 1 (バンブーコミックス)

 

 まんがくらぶ他で連載されている作品です。非常に熱心で子ども好き(主に性的な意味で)な保育士・小杉先生とその特殊性癖に感付いているくるみちゃんを中心にしたコメディ4コマ。おねショタならぬおねロリの世界を是非とも。

個人的に選んだ「次にくるマンガ大賞」

niconicoダ・ヴィンチとの合同企画で「次にくるマンガ大賞」という企画が開催されています。

次にくるマンガ大賞チャンネル(次にくるマンガ大賞) - ニコニコチャンネル:アニメ

そして、先日ノミネート作品が発表されました。

【次にくるマンガ大賞】ノミネート作品一覧:次にくるマンガ大賞:次にくるマンガ大賞チャンネル(次にくるマンガ大賞) - ニコニコチャンネル:アニメ

ノミネート作は上記記事をご覧いただくとして、個人的に「あれが入っていない、これが入っていない」というのがあまりに多かったので、それを紹介していきます。個人的「次に来て欲しいマンガ大賞?」です。
ほとんどがノミネートにかすりもしなかったと思われる作品です。

 

箱入りドロップス (1) (まんがタイムKRコミックス)

箱入りドロップス (1) (まんがタイムKRコミックス)

 

 「箱入りドロップス」は、まんがタイムきららに連載中の作品で、現時点で3巻まで出ています。ジャンルは有り体に言えばラブコメですが、きらら連載では珍しく?男性キャラクターが非常にいい味を出していて、単なる萌え4コマと一線を画しています。 個人的にアニメ化して欲しい漫画作品の筆頭格なのですが、現実は厳しいようで…

アンネッタの散歩道 (1) (まんがタイムKRコミックス)

アンネッタの散歩道 (1) (まんがタイムKRコミックス)

 

 次に紹介するのは「アンネッタの散歩道」。こちらはまんがタイムきららミラクに連載中です。妖精のメイヴたちが人間の少女、アンネッタに会いに旅をする姿はロードムービーのようであり、ファンタジーのようであり、童話のようであり、週末の朝にアニメ化して欲しい作品ではあります。 

幼なじみは女の子になぁれ(1) (イブニングKC)

幼なじみは女の子になぁれ(1) (イブニングKC)

 

 「幼なじみは女の子になぁれ」は、イブニング連載中で2巻まで刊行されています。TSF(性転換)コメディで、義理堅い(?)妖精シルフィと主人公の幼馴染み、伊織との攻防?がキモです。余談ながら、同じTSFジャンルの「ボクガール」は本賞にノミネートされていますね。

お前ら全員めんどくさい! (1) (メテオCOMICS)

お前ら全員めんどくさい! (1) (メテオCOMICS)

 

 「お前ら全員めんどくさい!」はWebコミックコミックメテオで連載中です。しがない国語教師がふとしたことから幾多の女子生徒にモテモテになってしまうという、何とも羨ましい?ハーレム系コメディです。 

 「千と万」は、コミックハイ!で連載中で、現在2巻まで出ています。難しい年頃の娘・詩万を男手一つで育てる父親・千広との父子家庭日常系作品です。どういう経緯でこういう境遇になったのかについては何ら語られていないのですが、時に喧嘩しながらも親子の絆を感じさせる描写が繊細なタッチで描かれています。

μ&i 1 (ジャンプコミックス)

μ&i 1 (ジャンプコミックス)

 

 「μ&i(みゅうあんどあい)」はジャンプSQ.連載で、12月に2巻が発売されます。近未来SFものですが、シリアスな雰囲気の中にロリ萌え系という感覚が新鮮です。表紙のみゅうが気に入ったなら「買い」です。キャラクターなどのネーミングが言葉遊び系だったり、サブタイトルの付け方が某日常系作品っぽかったりもします。

おじょじょじょ1 (バンブーコミックス)

おじょじょじょ1 (バンブーコミックス)

 

 「おじょじょじょ」はまんがライフで連載中、現在2巻まで出ています。今私が最も推す作品は実はこれだったりします。投票後に読んで、ものすごい後悔しました。高飛車お嬢様と不思議系男子とのラブコメなのですが、特にヒロイン・春の心理描写が非常に秀逸。老若男女問わず誰にでもお勧めできる作品です。

以上、どれも本当に売れて欲しい作品ばかりです。「もう売れている」という説もあるにはありますが…

2014/6-9月期終了アニメアンケート

長らく放置状態でしたが、本ブログはあくまでTwitterの補完としての位置づけなので…

今回もアニメ調査室(仮)さんで実施されているアンケートに参加します。これまで低評価はしない方針でいましたが、今回は大変残念ながら「D(やや悪い)」をつけてしまった作品が出てしまいました。

2014秋調査(2014/7-9月期、終了アニメ、50+4作品)

01,ケロロ,x
02,東京ESP,C
03,ひめゴト,B
04,幕末Rock,B
05,ばらかもん,A

06,ハナヤマタ,A
07,RAIL WARS!,C
08,闇芝居 2期,x
09,信長協奏曲,x
10,さばげぶっ!,A

11,ハイキュー!!,A
12,アオハライド,B
13,グラスリップ,D
14,Re:_ハマトラ,B
15,ガンダムさん,x

16,残響のテロル,B
17,LOVE STAGE!!,x
18,魔法少女大戦,x
19,M3 ソノ黑キ鋼,C
20,精霊使いの剣舞,C

21,HUNTER×HUNTER,x
22,まじもじるるも,A
23,カリーノ・コニ,x
24,アルドノア・ゼロ,A
25,モモキュンソード,B

26,ベイビーステップ,A
27,月刊少女野崎くん,S
28,六畳間の侵略者!?,A
29,DRAMAtical Murder,x
30,キャプテン・アース,C

31,魔法科高校の劣等生,C
32,金田一少年の事件簿R,x
33,戦国BASARA Judge End,x
34,Free! Eternal Summer,B
35,ロボカーポリー (2期),x

36,ガイストクラッシャー,x
37,真 ストレンジ・プラス,C
38,暴れん坊力士!! 松太郎,C
39,黒執事 Book of Circus,x
40,ペルソナ4 ザ・ゴールデン,x

41,東京喰種 トーキョーグール,C
42,スペース☆ダンディ シーズン2,A
43,あいまいみー 妄想カタストロフ,B
44,少年ハリウッド HOLLY STAGE FOR 49,A
45,最強銀河 究極ゼロ バトルスピリッツ,x

46,ミュータント・タートルズ 新シリーズ,x
47,人生相談テレビアニメーション「人生」,C
48,Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei!,B
49,普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。,A
50,ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース,A

51,(特番) 物語シリーズ セカンドシーズン 花物語,B
52,(特番) バディ・コンプレックス 完結編,C
53,(特番) 蟲師 続章 棘のみち,A
54,スミ子,B

t1,(参考調査) みならいディーバ (全10回),B

(以下、自由記入)

{総評、寸評など}

ハナヤマタ
オーソドックスな部活もので展開もベタではあるが、最終回の演出は非常に見応えがあった。さくら荘、ノゲノラときて、本作でいしづかあつこ監督の作風が確立したと言える。

RAIL WARS!
鉄道という題材はミリタリー並かそれ以上にマニアの厳しい目に晒される。しかし本作はその「厳しい目」に適うものではなかった。ラッキースケベ的展開にごまかされてしまいそうだが、まずは主役であるはずの鉄道をしっかりと描写してほしかった。

さばげぶっ!
原作で普通にサバゲーだったところを、アニメでは「妄想」の名の下に本気で銃撃戦をしているように見せる演出はさすが太田雅彦監督。「メディアの違いを」実によく「理解」している。玄田哲章氏のナレーションも卑怯なまでにはまっていた。

グラスリップ
今期最も悪い意味で期待を裏切られた作品。結局何が言いたかったのか…。未来予知という仕掛けもあまり機能していたとは言えず、残念の一言。

アルドノア・ゼロ
最終回の引きがまさに虚淵玄。来年1月から始まる2期が気になりすぎて、スタッフの思惑に物の見事に乗せられてしまった。

月刊少女野崎くん
私個人での今期ナンバーワン作品。ヒロインの千代ちゃんは今期アニメの女性キャラの中でも傑出した魅力を持つキャラだった。何にでも少女漫画を尺度に考えてしまう野崎くんもいい味を出している。

少年ハリウッド HOLLY STAGE FOR 49
今期の掘り出し物。1話まるごと演劇とかTV番組(ミス・モノクロームまで登場!)とかいう大仕掛けもあったが、メンバーたちが悩みぶつかり合いながらも徐々にチームとしてまとまっていく姿が丁寧に描写されていた。主に女性ファン向けの作品なのだろうが、男性にも見て欲しい一作。1月からの2期「FOR 50」にも期待。御の字御の字。

普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
町おこしとは何か、ロコドル(ローカルアイドル)の本分は何かという所まで考えさせられる最終回に感動。流川ガールズはまさに流川が誇るアイドルとなった。

 

2014/4-6月期終了アニメアンケート

今回もアニメ調査室(仮)さんで実施されているアンケートに参加します。今回もD以下の評価はしない方針。苦労してアニメを作り上げられているスタッフや関係者の皆様に敬意を表して。


2014夏調査(2014/4-6月期、終了アニメ、35+5作品)

01,ニセコイ,B
02,蟲師 続章,A
03,弱虫ペダル,A
04,神々の悪戯,B
05,監督不行届,B

06,悪魔のリドル,B
07,星刻の竜騎士,B
08,棺姫のチャイカ,A
09,シドニアの騎士,A
10,一週間フレンズ。,A

11,ラブライブ! 第2期,A
12,ブラック・ブレット,A
13,犬神さんと猫山さん,B
14,僕らはみんな河合荘,B
15,龍ヶ嬢七々々の埋蔵金,C

16,それでも世界は美しい,x
17,極黒のブリュンヒルデ,B
18,ブレイドアンドソウル,C
19,ノブナガ・ザ・フール,C
20,デート・ア・ライブII,B

21,ソウルイーターノット!,B
22,健全ロボ ダイミダラー,S
23,ご注文はうさぎですか?,A
24,金色のコルダ Blue Sky,x
25,ノーゲーム・ノーライフ,A

26,メカクシティアクターズ,C
27,風雲維新ダイショーグン,C
28,ピンポン THE ANIMATION,A
29,彼女がフラグをおられたら,B
30,selector infected WIXOSS,B

31,おしりかじり虫 第2シリーズ,x
32,マンガ家さんとアシスタントさんと,A
33,ぷちます!! プチプチ・アイドルマスター,x
34,召ませロードス島戦記 それっておいしいの?,B
35,エスカ&ロジーのアトリエ 黄昏の空の錬金術士,B

36,史上最強の弟子ケンイチ 闇の襲撃 (TV初放送),B
37,となりの関くん (ネット配信分14-21話),A
38,霧くまs (蒼き鋼のアルペジオ),x
39,ブレイクブレイド (再構成版),B
40,GJ部@ (特番),B


(以下、自由記入)

{総評、寸評など}

蟲師 続章
息を呑むような演出・作画・演技。そのどれもが一級品なのですが、制作現場がそのクオリティの高さについて行けなかったのか、穴埋め特番?が何度かあったのが残念なところです。ガルパンでも同様のことがあったので、中小規模のアニメスタジオでもハイレベルなアニメが制作できる体制を何とか整えてもらいたいところです。

ラブライブ!第2期
映像や楽曲が一段と豪華になっていて、スタッフの愛情が伝わる良いシリーズでした。ただ、一見さんお断り気味になってしまったのは惜しいところ。

一週間フレンズ。
原作よりも切なさを前面に押し出した作りで、原作ではコミカルだったシーンもほとんどシリアスな味付けにされていたため、見るのがなかなかしんどかったです。それでも原作が未完の中よくまとめ上げたとは思います。

健全ロボ ダイミダラー
最終回の「健全とは何ぞや!」の演説だけでS評価をつけました。エッチな要素が目立ちながらも基本は王道ロボットアニメで、細部に至るまでスタッフのこだわりが感じられました。

ご注文はうさぎですか?
今期のきらら枠。安定感抜群で安心して見ていられる作品でした。しかしあまりに安心感がありすぎたからか、私はあまり本作に入れ込めませんでした。

ノーゲーム・ノーライフ
ひりつくような駆け引き・緊張感や人間の醜いエゴなどを期待した向きには不評だったようですが、ラノベ原作ですからそこは気軽な作風であるべきなのでしょう。ネタで突っ走ったりちゃぶ台をひっくり返すような逆転劇など、個人的には非常に楽しめました。

ピンポン THE ANIMATION
今期これを見なかった(xを付けた)という方へ。悪いことは言いませんから、今すぐにでも万難を排して1話を見てください。それだけの価値がある作品だと思います。

2ch系まとめブログ(アフィブログ)について

注意 2chは現在無断転載禁止となっていますが、タイトルは便宜上「2ch系」としております(フォークサイトや2ch類似BBSからの転載もあるため)。

本稿において「アフィブログ」と定義するのは「主に2ch等の掲示板やTwitter等のSNSその他の転載によって成り立っていて、莫大なアフィリエイト収益を上げているブログ」を指します。さらに具体的に挙げますと、

などです。

私はこういったブログ群にはできればなくなってほしい、あるいはまっとうなブログに戻って欲しいと常々願っています。しかしながらTwitterなどを見ていると、私が懇意にしている方がこれらアフィブログのアカウントをフォローしていたり、有名な方がこれらブログの記事拡散に手を貸していたりするのです。

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これははるかぜちゃんこと春名風花がやらおんの記事をRTした例です。2014年3月下旬のこと。このようなことが日常茶飯事となっているのです。

なぜアフィブログがあってはならないのか

アフィブログはアクセス数やアフィリエイト収益によって成り立っており、それを稼ぐために非常に問題ある行為を繰り返しています。

これは2014年2月に津田大介氏がハム速(ハムスター速報)で名誉毀損まがいの攻撃を受けたケースです。類似のケースは他のアフィブログでも枚挙にいとまがありません。
基本的にアフィブログはネガティブな話題や雑誌等のフライング情報(主に2chでリークされている情報をソースロンダリングして掲載している様子)や対立煽りでアクセス数を稼いでいます。これらも参考にしてください。

任天堂の悪口を書けばアクセス数が跳ね上がる理由 やまなしなひび-Diary SIDE-

TMR西川氏のツイッターを炎上させたい人々 -Togetter

こうした記事のRTを見つけたらどうすべきか

これまでは前振りで、ここからが本編です。
私の目下の悩みは、Twitterでフォローしている方(主に有名人)がアフィブログ記事をRTしていたとき、それに対して「RTはやめていただけないでしょうか」と注意することがあります。理由は後述します。
これに対する反応は大体以下の通りです。いずれも経験があります。

  1. 「わかりました、注意します」と了解してもらえる(RTも取り消し)
  2. 梨の礫
  3. 「正しい情報です、何が悪いんです?」と反論される
  4. 「嫌ならフォロー外してください」と反論される
  5. フォローを外される、ブロックされる

1.が理想なのは言うまでもないことですが、3以降は非常に憂慮を感じる反応です。
3.はアフィブログの問題点がまったく理解してもらえていないことがわかります。正しい情報ならどんなソースでも利用していいというものではありません。情報は必ず信頼できるソースからピックアップすべきでしょう。大勢のフォロワーを擁する著名人ならばなおさらのことです。アフィブログはそれに値しないということがわかってもらえていないのです。
4.は「私がアフィブログが不快だからやめてほしい」と勘違い(問題を矮小化)されているパターンです。私が不快だから注意しているのではないのです。アフィブログの情報に頼ったり拡散していると、いつかそのうち誤った情報の拡散に手を貸すことになりかねません。自分のためではなく相手のために注意しているのです。

このように聞き入れてもらえないことがあるので、注意するのを躊躇ってしまうことが多くなってきました。注意の仕方を変えた方がいいのか、それとも放っておくのがいいのか。
そういえば、ネット上でしかも一方通行的にしか接点のない方が指摘や助言などを送ることを「アドバイス罪」と言うんでしたっけか。ということは、こうした注意は罪なのでしょうか。ますます悩みが深くなります。

「嘘、大げさ、紛らわしい広告を見つけたら…」はJAROの宣伝文句ですが、この「嘘、大げさ、紛らわしい」はアフィブログにも見事に当てはまるのです。

公式アカウントがアフィブログをRTすることも…

(2014/06/27追記)
まれに、作品の公式アカウントなど法人・団体・組織によるアカウント(以下、公式アカウント・公式)がアフィブログの記事をRTすることもあります。一例を2ch嫌儲板のログから。

アニメ「のんのんびより」公式Twitterが原作編集部のアカウントを通してはちまの記事をRT

アニメミライ公式がオレ的ゲーム速報を非公式RTしています。今なお削除されていない上に、公式から本件については何の説明もありません。

公式によるアフィブログRTはほとんどが批判の対象になってしまい、公式はそのRTを取り消し場合によっては謝罪しています。おそらくは自身の作品が紹介されたということで反射的にRTしているのかと推測しますが、その対象は常に「信頼できる情報源」のみであるべきで、何かと批判が多いアフィブログは排除されねばなりません。他にも理由として様々な憶測が飛び交っていますが、いずれにしても避けねばならないことであるのは確かです。
多くの場合、アフィブログは公式にとって「敵」なのです。決して「味方」などではありません。公式担当の皆様にはこのことを肝に銘じて欲しいです。